オナ禁55日目【早く始めて速く手を動かす】
オナ禁55日目。頑張ってるよ、俺。射精したくってしたっくって、しょうがない。でも、俺は負けないよ。
俺は作曲をやっているわけだけど。そこには締め切りというものがある。だからこそ、そこに向かって完成させる。終わらせる。そういう流れができる。もし、締め切りがないんだとしたら、延々とやっていると思う。でも、実際にはそんなことはない。締め切りがある。
「締め切りが文化を作る」昔、あの細野晴臣さんがそんなことを言ったらしい。名言と思う。
出来がどうであれ、その日に提出しなければいけない。自分でも「良かった」と思えることもあれば、「ゴミ同然の曲」と落ち込むような駄作を作ることもある。でも、誰にとってもそんなもんだよね。そんな中で、トータルで勝っていく、気分も保っていく。そういうもんだと思う。
一昨日出した曲は悪くはなかったけど、編曲の”直し”の指令が返ってきた。その”直し”の箇所もたっぷりあって。コメントも辛辣で、そんな時はマジでヘコむ。拾ってもらっただけ、まだマシだけどね。何のコメントもなくスルーされて落選して終わってくときは、本来もっと辛いはずだけど。何も言われない分「次だ、次！」って気分になれる。
たっぷり辛辣なコメントとアドバイスもらったから、ちょっと暗い気分になってる俺。「納得いかない」とか「いや、俺はこっちのほうがいいと思う」なんて言おうものなら、「じゃあ、いいや」って切られて終わりだから。心の整理しながら、やりたいことと好きのバランスとりながら上手くやってくしかないよね。そんな泣き言言ってても始まらないのかも。きっと、みんな何かしらそういう面と葛藤しながら日々を送ってるだろうから。楽しいだけのことなんて、きっとそんな毎日は来ないと思う。
まあ、少し沈んでるわけだけど、また明日はやってくる。そして日々は続いていく。一つの出来事で落ち込み過ぎないようにしなきゃとは常に思ってる。
次は、子供用の曲の作曲コンペだ。とてもそんな気分にはなれん。でもやらなきゃ何も変わらない。だからやる。缶酎ハイ飲んで、頭バカにしながらでもやらなきゃ。
俺がやる作曲・編曲もしかり、絵をやってる人や服作ってる人とか色々いるとは思う。
クリエイティブなことは、さっきの件の締切というものが存在する。発注から締め切りの期間なんて、こっちの都合なんて考えられてないことがほとんどだ。たいていは、ものすごく短期間で仕上げて出さなきゃいけない。コンペだから、できた奴を採用するから、できなかったら別にいいよってスタンスなのが常だと思う。
俺にとっても発注から締め切りまでの時間の使い方は、すごく重要と感じている。追われるように作ったって、良い作品はできない。
中学、高校時代の”デキる奴”を思い出してもそうだ。彼らはきっと追われるようにやってはいない。少し余裕すら感じられることがほとんどだったはずだ。俺のクラスの”デキる奴”もそんな感じだった。もちろん前日に徹夜なんかしない。テスト期間に慌てて詰め込み勉強なんてこともしない。普段の授業で予習復習を確実に押さえて、テスト期間ではチェック程度でテスト当日を迎える。大学受験でもそうやって良い大学に入ってた。ヘタすると塾に通ってすらいない東大現役合格の奴とかいた。
結局、時間を制する奴が勝つってことなんだと思う。後回しにして、最後は時間に追われて、何だかわからないうちに終わって、最後は負けてるっていう。俺だよね。ホント、駄目な奴代表だと思う。
織田裕二の「振り返れば奴がいる」じゃなくて、”振り返れば奴はいない”ってことだよ。
時間を制するコツは、まず第一に早く始めること。ああでもない、こうでもない、なんって言っていつまでも始めないタイプは論外。It's me!
それじゃ駄目。すべてが後ろにずれ込むから。
次にクオリティにこだわり過ぎて作業を丁寧にやり過ぎちゃダメってこと。これまた、It's me!
それは絶対駄目。同じ俺がやってることだもの。丁寧にやったって、速くやったって、微差しかないよ。だったら速く手を動かそう。考え過ぎるくらいなら、むしろ「テキトーに速く」って意識で作業したほうが出来上がりは良かったりするもんだ。みんなもそう思うフシはないだろうか？俺にはある。
そうすれば早く終わるんだから。この早く終わるってことが重要なんだよ。前倒しで終わらせることによって、ブラッシュアップの時間が取れるわけだから。ここで、クオリティを上げちゃうわけだよね。DA・YO・NE！
そんで、余裕のよっちゃんイカで締め切り当日を迎えちゃうわけだ。これだよ、これ。
早く始めて、速く手を動かす、前倒しで完成させて、残り時間でブラッシュアップ、余裕のよっちゃんイカで提出しちゃうってわけ。
そこまでわかってるんだったら、もうやるしかないよね。頑張れよ、俺。
To be continued...
